こんにちは、とりい皮膚科クリニックです。
今年は猛暑といわれる日が多いですね。みなさんいかがお過ごしですか?年々紫外線も強くなっているとよく耳にします。夏から秋にかけて肌老化が進みやすいシーズンといわれています。夏の肌ダメージが秋の肌に現れるってご存知ですか?夏に受けた紫外線ダメージを残さないために秋のスキンケアが重要なのです。
紫外線の性質とは⁉
紫外線のメリット
健康に不可欠な紫外線は皮膚にUV-Bが照射され皮下でビタミンDがでつくられます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し骨の形成や筋力を高める効果があるといわれています。骨粗鬆症予防や健康維持には欠かせない存在ですね。
紫外線の種類とデメリット
紫外線の波長の長さは3種類に分けられ長い順にUV-A・UV-B・UV-Cとなっています。
- UV-A 波長が長く皮膚の奥まで到達し真皮のコラーゲンなどを破壊し、シワ・たるみなどの原因になると考えられています。
- UV-B おもに皮膚表面に作用し、シミや炎症の原因になると考えられています。日焼けして赤くなるのはこのUV-Bが影響しています。
- UV-C オゾン層などに吸収され地表には届かないといわれています。
健康維持には欠かせない紫外線、のメリット・デメリットを理解して上手につきあいたいですね。
夏の疲れをリセット
寝苦しさによる睡眠不足や栄養バランスの乱れ、冷たいものの摂りすぎや冷房による冷えなど新陳代謝の低下により免疫力が低下するといわれています。肌バリアの低下にもつながります。
体内からの影響も受けやすい肌のため、十分な睡眠とバランスのとれた食事、ゆっくり湯船につかり身体を温めるなど心身ともに夏の疲れをリセットし、体内リズムを安定させることが美肌への近道ともいえます。
秋に気になるシミ
夏の紫外線により肌のメラニンが過剰に増えはじめます。バリア機能の乱れによりターンオーバーに悪影響がおよびメラニンは肌に蓄積され、肌の透明感も失われ、シミやソバカスの原因になるといわれています。肌の透明感が失われることにより、シミが濃くなったと感じるかたも多いようです。気づいたときに見逃さず早めのケアが重要なのです。
お手軽なシミ治療
シミなどメラニン色素の部分にだけダメージを与え、一つひとつのシミをピンポイントで治療できるリーズナブルな「YAGレーザー」、カンパンやそばかすその他のシミに大変効果がある治療方法「レーザートーニング」、などがあります。
シミが濃くなったり、できてしまってもあきらめず当クリニックにお問い合わせください。