初めての方へ
皮膚は時に「全身の鏡」「第三の脳」と呼ばれるように、体内と深い関わりをもっています。皮膚を美しく保つためには外側からのアプローチとともに、内側からの体質改善を行い内見から健康を取り戻すことが大切です。
当院ではすでに発症した病気を治す前に、病気を予防し健康に美しく年を重ねていくための治療プランをご用意しています。医師監修のもと厳選したコスメと美容治療により、一人ひとりに合ったポジティブなご提案が可能です。
お肌に悩みをもつ方は、ぜひお気軽にご相談ください。
シミ・肝斑・そばかす
シミ・肝斑・そばかすの原因は?
シミ、肝斑、そばかすは年齢とともに増えていくものです。これには大きく4つの原因があります。
紫外線
シミでもっとも多いのは「老人性色素班」と呼ばれるもので、紫外線が原因です。
皮膚は紫外線を受けると、肌を守るためにメラニンがつくりだされて黒くなります。黒くなっても通常であれば新陳代謝により色素は剥がれていきますが、新陳代謝が正常に行われずに残るとシミになるのです。
一般的にはアラフォー以降の年代になるとどんどん増えていきます。
睡眠不足
代謝は就寝中も行われており、睡眠不足が続くと代謝はおろそかになります。肌細胞の生成が停滞して新陳代謝が遅くなると、角質やメラニン色素が肌に残ったまま剥がれにくくなるため、色素が沈着してシミができやすくなるのです。
ホルモンの中でも細胞の生成を促す「成長ホルモン」は、夜の10時から2時にもっとも盛んに分泌されます。そのため夜の10時から2時に十分な睡眠をとっていることが、肌細胞の生成には非常に大切です。
ストレス
ストレスを多く感じると肌に影響が出て、新陳代謝のバランスが崩れやすいです。強いストレスを受けることでホルモンバランスが崩れた結果、色素細胞の活動が活発になりシミを増やすと言われています。
またストレスが溜まることで体内に身体を錆びさせる活性酸素の量も増えてしまうため、肌の老化を促進させシミのできやすい環境がつくられてしまいます。
ニキビ
炎症の強いニキビが跡になって残ったものを放置してしまうと、紫外線などの影響でシミができ、どんどん濃くなります。最初は赤みをもったシミができ、その後に色素沈着して黒ずんでいくのです。
ニキビが化膿した場合は炎症が肌の奥まで達するので、シミだけではなく肌がデコボコになってしまうこともあります。
ホルモンバランス
ホルモンバランスの乱れはシミの原因のひとつです。とくに生理や妊娠の時期はホルモンバランスが大きく変化するため、シミが増えやすくなります。ホルモンバランスが落ち着くと薄くなることもありますが、年齢とともに色素が沈着してシミが目立つようになります。
シミ・肝斑・そばかすができやすい場所
額
額は日焼けの蓄積が起こりやすい所です。髪の生え際や眉の上など部分的にできることもあります。 額にできるシミの原因は、ほとんどがストレスによるものです。ストレスでホルモンバランスが崩れると、体は正常なバランスを維持しようと調整ホルモンを生成します。しかし調整ホルモンはシミの元となるメラニン色素を大量につくってしまうため、代謝ですべて剥がれ切らずに残って皮膚上でシミになります。
目の周り
目元のシミは目尻のあたりや目頭と鼻の間のくぼんだ部分、髪の生え際などにできることが多いです。目元が受ける刺激の中で、とくにシミをつくる原因になるのが紫外線です。刺激に弱い目元は紫外線に敏感に反応します。
頬
頬の中でも、日光が多く当たりやすい頬骨の高い部分にできることが多いです。 また女性ホルモンの乱れにより、化粧かぶれなどの色素沈着が起こることもあります。
口の周り
口角から下の部分にできやすく、上唇にできるとヒゲのように見えることもあります。 口にでるシミは、主にホルモンバランスの乱れが原因です。とくに口周辺にできるシミは睡眠不足やストレスによって生活習慣が乱れ、ホルモンバランスが崩れることでできると言われています。
肌タイプ別のポイント
脂性肌・オイリー肌
脂性肌の人はシミができにくい肌質です。それでもシミができてしまうのは、ホルモンバランスの乱れが大きな原因です。
普通肌
普通肌は通常、とくに目立った毛穴トラブルもなく、肌の水分量と皮脂量のバランスがとれていて角質のキメが整っています。この肌タイプなら皮脂量と水分量のバランスがとれているので、シミはできにくくなります。
乾燥肌・敏感肌
乾燥肌の人はもともと皮脂量と水分量が少ないので、どうしても油分をプラスするお手入れになりがちです。強い油分を落とすときに肌をこすってしまったり、落としきれずに肌に油分をのこしてしまうことがシミをつくる原因になっています。 また肌への摩擦もシミの原因になります。
混合肌
混合肌はTゾーン(額・鼻・アゴ)のベタつきやテカリは目立つのに、頬や口回りはカサカサしているような、部位によって肌質が変わるタイプです。このタイプの方は、睡眠不測やストレスからくる肌への負担がシミをつくる原因になっています。
シミ・肝斑・そばかすを消すには
シミは日焼け止めを塗ってお肌を紫外線からケアしたり、生活習慣を改善してホルモンバランスを整えることで予防できます。しかしすでに目立つシミがお肌にできている場合、自力で完全に消すのは難しいです。
目立つシミに対しては、クリニックでのレーザー治療がおすすめです。シミにも「肝斑」や「そばかす」などさまざまな種類があります。きれいに消すにはまずどのシミにお悩みなのかを確認し、適切な治療方法を選びましょう。
当院ではシミにお悩みの方に向けて、無料カウンセリングを実施しております。医師が診察によってお肌の状態を見極め、患者さまにあった治療プランをご提案しますので、ぜひご利用ください。
シミ・肝斑・そばかす治療はこのような方におすすめ!
・目立つシミをきれいにしたい
・肌のくすみを消してトーンアップしたい
・将来でてくるシミを予防したい
当院の使用機器
スペクトラ Qスイッチヤグレーザー
スペクトラは世界70カ国以上にて販売されている最新機器で、最先端の肝斑治療が可能です。世界一短い照射時間(5ナノ秒)とトップハットビームによって、キレが良く痛みの少ないレーザーエネルギーを丁寧に肝斑部位に照射できます。
2週間おきに施術を繰り返すことで肝斑を少しずつ除去し、肌の色調を整えていきます。ダウンタイムがなく、 術後の日常生活に支障がないので続けやすい施術です。
1年以上続けて行うと肝斑の除去だけでなく、お肌をキメが細かく透明感のある本来の状態へ戻せます。
フォトフェイシャル
IPLという光を照射することで、シミや赤み、毛穴の開きなどの皮膚トラブルを改善します。
お肌は加齢や光老化によって色素が沈着し、くすんで見えるようになります。フォトフェイシャルはメラニンの排出を促進させ、シミやそばかすのない透明感がある美しい肌を取り戻すことが可能です。
数多くの臨床データがあり信頼性の高い治療です。麻酔や処置は不要で、治療直後から洗顔やお化粧も可能です。治療時間は15〜20分程度で、空いた時間に手軽に受けられます。
ピコレーザー
シミや毛穴を改善して張りのあるお肌にします。従来のYAGレーザー(ナノ秒)よりも早いピコ秒という短い時間でレーザー照射ができるため、衝撃波によりシミだけを効率的に治療できます。周辺組織に余計なダメージを与えず痛みが最小限です。またレーザーは照射時間が短ければ短いほど肌へのダメージが少なく、副作用や痛みなどを軽減できます。従来のレーザーの場合は痛みの緩和のため麻酔を必要としましたが、ピコレーザーはゴムではじいた程度の痛みですむので麻酔なしでの施術が可能です。 またテープ保護も従来のレーザーに比べると目立ちにくく、照射後の負担も少ないためストレスなくシミ治療ができます。
ヒーライト
マクロファージ細胞やコラーゲンを増殖させ、細胞レベルからのアンチエイジングを実現します。真皮の再構築によって肌年齢の若返りと肌老化を防ぐ、最新のLED施術です。施術中の痛みや赤み副作用がなくいつでも受けられ、照射後に即メイクも可能です。
ヒーライトはあらゆる部位に照射でき、他の美容施術と組み合わせることで相乗効果も期待できます。レーザー治療や光治療の直後、ピーリング後などに照射することで、赤みや痛みの軽減だけでなく創傷治癒の促進も可能です。
1コース12回以上を継続的に受けることでシミやニキビができにくい肌質を取り戻し、コラーゲンやエラスチンを増産させます。
ここが違う!当院のシミ・肝斑・そばかす治療
親切・丁寧に声掛けをしながら施術を行う
施術時は看護師が声かけをしながらレーザーを照射するので、患者さまご自身のペースで進めることが可能です。万が一痛みや違和感などがあれば、遠慮なくお申し付けください。
施術中の痛みにも配慮
痛みの少ない施術を心がけており、使用機器も患者さまの負担が軽減できるものを厳選しています。「レーザー治療は痛みが気になる」という方にも安心してご利用いただけます。
最新の美容機器を使用
効果が高くかつ患者さまの体への負担が少ない機器を、医師自らが厳選しています。世界中で効果が保証された機器を揃えておりますので、ぜひお試しください。
皮膚科専門医の適切な診断と治療で安心・安全
治療開始前には必ず医師が患者さまを診察し、お肌の状況を確認します。施術中に万が一のトラブルがあっても、医師が迅速に対応できるので安心して施術を受けていただけます。
プライバシーに配慮し完全個室
当院の施術スペースは完全なプライベート個室でプライバシーに配慮し、人目を気にせず安心して施術を受けていただけます。
施術に合わせて肌診断で画像解析
肌診断を行い、肉眼では見ることのできない隠れたシミや肝斑まで解析します。悩みの原因が何であるかがはっきりすることで、適切な治療を選択できます。