こんにちは!とりい皮膚科クリニックです😄
もう夏も終盤ですが、まだまだ日射しがキツいですね。
どんなに気をつけていても、完全には防げない紫外線…
今日はレジャーなどでうっかり日焼けしてしまった時のケアについてお話します。
そもそも日焼けには、紫外線にあたった直後には発症せず、2~6時間後皮膚が赤くなり、
痛みは6~48時間の後に最もひどくなるサンバーン(sunburn)と、
24~72時間の間、色素沈着が進行するサンタン(suntan)の2種類あります。
どちらも皮膚にとって大ダメージなのは言うまでもありません。
日焼け後、赤く痛みがあるサンバーンの症状がある場合は、とにかくクールダウンさせる事が重要です。
日焼けは火傷の一種なので、お肌が炎症を起こして弱っている状態です。
焦ってピーリングなどをしてしまうと、お肌を更に傷つけ逆効果になりますので、
冷却、鎮静後に保湿、ビタミン補給、美白ケアをしっかり行いましょう。
ここで、日焼けの原因メラニンについて。
メラニンと言えば、皆様にとってはシミの原因としてマイナスのイメージをお持ちだと思います。
本来メラニンは天然のサンスクリーン剤の役割をしています。
メラニン色素は、お肌に入ってきた紫外線を吸収し、紫外線による炎症(サンバーン)を防止しています。
しかし、過剰な紫外線を浴びてしまうと、身体を守るためにメラノサイトが活発に活動し、
メラニンを大量に作り出します。
通常、お肌は常にターンオーバーと呼ばれる新陳代謝が行われており、
古い傷んだ肌、メラニンなどは角質(アカ)となって排出されています。
ところが、メラニンの生成とターンオーバーによる排出のバランスが崩れると、
メラニン色素が皮膚に残ってしまい、シミの原因となってしまうのです。
紫外線を大量に浴びてしまった場合は、美白ケアと共にお肌の新陳代謝(ターンオーバー)の循環を良くし、
メラニン色素を少しでも早く排出する事が重要です。
FEMMELでは、お客様のお肌の状態に応じたトリートメントコースをご提案し、
ホームケアだけでは補修が困難な皮膚のダメージも、より短期間で補修し、健康な美肌へ導きます。
うっかり日焼け、諦めずにご相談下さい‼
美容コラム