
こんにちは、とりい皮膚科クリニックです。
暑かった夏も終わり、朝夕の風に少し秋らしさを感じるようになってきましたね。涼しくなってホッとする季節ですが、実はこの時期「肌トラブルが表面化しやすい時期」でもあります。中でも40代の女性に多いのが「シミ」。日常のご相談でも「夏の終わりから濃くなった気がする」という声をよく耳にします。今回は、秋に増える肌悩みの原因やシミの種類、治療の流れをわかりやすくご紹介したいと思います。
秋にシミが目立ちやすい理由
夏の間に浴びた紫外線は、肌の奥にメラニンをため込みます。秋になるとそれが表面に出てきて「新しいシミができた」「今までのシミが濃くなった」と感じる方が増えるようです。
さらに、秋は空気が乾燥して肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れやすいのも特徴。私も毎年、秋口になると頬のあたりがくすんで見えるので、保湿を強化するようにしています。
シミの種類、実はこんなに違う
老人性色素斑
長年の紫外線ダメージが積み重なって現れる代表的なシミで、40代以降に特に増えやすく、輪郭がはっきりしているのが特徴です。
肝斑
頬骨のあたりに左右対称に広がる薄茶色のシミ。女性ホルモンやストレスが関係していると言われており、間違った治療で悪化してしまうこともあります。
そばかす
遺伝的要因が強く、若い頃から出やすいもの。シミと混同されがちですが、治療法が異なるため、見極めがとても大切です。
日常にできるケアの工夫
- ・秋でも紫外線対策は続ける
- ・保湿を丁寧にして乾燥を防ぐ
- ・ビタミンCや抗酸化成分を意識して摂取
「夏が終わったからもう大丈夫」と、ここで気を抜かないことがポイントです。
当院のシミ治療
当院ではレーザー治療や内服・外用薬などを組み合わせ、一人ひとりに合った治療をご提案しています。
治療効果はシミの種類によって差がありますが、早ければ1回で変化を感じる方も。
お肌に負担をかけない、シミ治療を目指しています。
安心して始められる流れ
カウンセリング
肌の状態や生活習慣を丁寧に確認。悩みや希望を伺いながら最適な方法をご提案します。
施術
レーザーや光治療は数分~30分ほど。麻酔クリームを使えば痛みもかなり軽減できます。
アフターケア
施術後は赤みやヒリつきが出ることもありますが、専用のケアで落ち着いていきます。紫外線対策と保湿は忘れずに。
秋はシミ治療を始めやすい季節
紫外線が弱まる秋は、治療後の肌トラブルを防ぎやすく、回復もしやすい時期です。
「まだ大丈夫かな」と思っている方も、このタイミングで始めると、冬から春にかけての肌の状態に違いが出てきます。

興味がある方は、まずはお気軽にカウンセリングへ。私たちスタッフが一緒にサポートいたします。