
シミの内服薬は効果があるのか、気になる方は多いはず。シミや肝斑は、内側と外側からのケアにより症状の改善をサポートできると考えられています。この記事では、内服薬の主な成分とその効果、服用の注意点などを解説します。また、内服薬と併用できる美肌治療も複数紹介。「シミに内服薬は効果ないのでは?」「できてしまったシミに効く飲み薬はあるの?」という方も、ぜひ参考にしてください。
気になるシミ……内服薬って本当に効果があるの?
内服薬は、シミの種類に合わせて正しく服用することで、シミを目立たなくする効果が期待できます。また、メラニンの生成を抑える働きから、将来的なシミ予防につながる可能性も。全身に行きわたることで、炎症の抑制に役立つ点も特徴的です。
ただし、自己判断での服用では十分な効果が得られない場合もあります。医師に相談しながら適切な治療を選ぶことが大切です。
シミ取り治療に使われる内服薬の主要成分とは

シミの内服薬の主要成分と、期待できる効果を見ていきます。どの成分がどのようなシミにアプローチするのか知っておきましょう。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、主に肝斑や炎症後の色素沈着へアプローチする成分です。炎症やプラスミンの活性化を抑制することで、メラニンの過剰生成を抑える働きが期待されます。結果として、本来の新陳代謝に近づくため、シミを目立たなくし、予防することが見込まれます。シミと肝斑を併発している場合にも適した治療法です。
ビタミンC(シナールなど)
ビタミンCは、メラニンの生成や黒色化を抑える働きが期待できます。シミやくすみのほか、ニキビ痕などの肌悩みにも役立つでしょう。さらに、コラーゲンの生成や保持もサポートするため、肌のハリ感アップにもつながります。
ビタミンE(ユベラなど)
ビタミンEは、シミや肝斑のケアに用いられる成分です。皮膚の新陳代謝を向上させ、ターンオーバーを促す作用が期待できます。抗酸化作用により紫外線やストレスによる酸化ダメージから肌を守るため、新たな色素沈着の予防が見込まれるのも特徴です。また、ビタミンCと同時に取り入れることで抗酸化サポートが高まる可能性もあります。
L-システイン
L-システインは抗酸化作用をもつアミノ酸です。肌トラブルの原因になり得る活性酸素を除去する働きが期待できます。また、新陳代謝をサポートし、ターンオーバーのペースを整えることでメラニン排出を助けるのも特徴。健康で美しい肌の維持に役立ちます。
ビタミンB群
ビタミンB群は、神経機能、皮膚・粘膜の健康維持やエネルギー代謝などをサポートする栄養素です。新陳代謝を促すため、メラニンの排出を助けます。また、ビタミンB2には抗酸化作用があり、活性酸素によるダメージを抑えることでシミ対策が期待できます。
シミ内服薬を始める前に知っておきたいこと
シミの内服薬を使用する前に、以下のことを理解しておきましょう。
シミの内服薬で効果を実感できるのはいつから?
シミの内服薬の効果が実感できるまでには、最低でも3ヶ月は必要でしょう。肌のターンオーバーは1ヶ月から1ヶ月半が周期といわれており、肌状態の変化は少しずつ現れる可能性があります。そのため、3ヶ月以上続けることで効果が期待できます。ただし、内服薬は急激な変化が出にくく気づきにくいケースもあるため、写真記録や肌診断などで経過を確認することが大切です。
副作用や服用時の注意点は?
シミの内服薬は、副作用が生じる場合もあります。トラネキサム酸では、まれに一時的な胃の不快感や食欲不振、下痢などの症状が現れることも。血液を固まりやすくする作用もあるため、血栓症の既往がある方や抗凝固薬を服用している方は医師に確認すると安心でしょう。また、妊娠中の方は服用を控えることが一般的ですが、授乳中の方については、医師の判断の上で処方することが可能です。
ビタミンCやビタミンEは副作用がほとんどないといわれていますが、まれに胃の不快感を覚えることも。症状の出方には個人差があるため、違和感がある場合は担当医に相談しましょう。
効果的な飲み方と飲み忘れたときの対処法は?
ビタミンCは、以下のようにほかの成分と組み合わせると相乗効果が期待できます。
| 組み合わせ | 期待できる効果 |
| ビタミンC+ビタミンE | 抗酸化作用の相乗効果 |
| ビタミンC+トラネキサム酸 | 肝斑治療をサポート |
| ビタミンC+ビタミンB群 | 肌代謝を助け明るい肌へ近づける |
また、飲み忘れた場合は、数時間程度であれば気づいた時点で服用して構いません。ただし、2回分を一緒に服用するのは避けましょう。内服薬は継続的な服用で効果が期待できるため、飲み忘れを防ぐための工夫も大切です。
内服薬の効果を最大化するには?美肌治療との併用も選択肢の一つ

シミの内服薬の効果は、美肌治療との併用でより効率的にサポートできる場合も。クリニックごとに取り扱っている施術は異なりますが、美肌治療としては、レーザーや光治療などが代表的です。各施術の特徴を見ていきましょう。
レーダー治療|ピコトーニング
シミの内服薬と併用して効果を望むなら、レーザーと組み合わせる方法があります。例えば、ピコトーニングは、レーザーをシャワーのように照射し、シミ・そばかす・肝斑などの幅広い肌悩みにアプローチする治療法です。従来のレーザー機器と比べて照射時間が短いのが特徴。肌への負担が少ないため色素沈着のリスクや痛みを抑えられるメリットもあります。
光治療|フォトフェイシャルM22
光治療も、内服薬と併用できる治療法です。例えば、フォトフェイシャルM22は、マイルドな光を照射し、シミやそばかすなどの改善をサポートします。メラニン色素に反応し、素肌をほぼ傷つけずにシミにピンポイントに働きかけるのが特徴。また、真皮層にも作用しコラーゲンの生成を促すため、肌のキメや質感を整えることが期待されます。痛みが少なく、施術時間やダウンタイムが比較的短いのも魅力です。
ただし、どの施術にも必ずリスクや副作用が存在します。もし、施術後に違和感や異変が生じたら、担当医に申し出るようにしましょう。
シミの内服薬に関するよくあるご質問(Q&A)
ここからは、シミの内服薬についてよくある質問をQ&A方式でご紹介します。
- Q飲み薬だけでシミは完全に消えますか?
- A
内服薬で期待できるのは、シミを目立たなくしたり、悪化を防いだりする効果です。「完全に消える!」と思っていると、残念な気持ちになるかもしれません。濃いシミや肝斑に対して内服薬以上の効果を望む場合は、外用薬やレーザー治療との併用を検討しましょう。
- Q服用をやめるとシミは元に戻りますか?
- A
トラネキサム酸などの内服薬は、服用をやめるとメラニン生成の抑制効果が薄れる可能性があります。そのため、紫外線を浴びた際にはシミが目立つ場合もあるでしょう。シミの内服薬の効果を維持するためには、継続的な服用とともに日常的な紫外線対策が大切です。紫外線対策としては、帽子や日焼け止めなどが有効といわれています。
- Q妊娠中や授乳中でも服用できますか?
- A
トラネキサム酸など一部の内服薬は、妊娠中・授乳中の使用ができない場合があります。処方してもらえるか気になる方は、クリニックの医師に相談してみましょう。
シミのお悩みはとりい皮膚科クリニックへご相談ください

とりい皮膚科クリニックでは、シミ予防や健やかな肌づくりを目指し、一人ひとりの状態や希望に合わせた治療プランをご用意しています。美しい肌を保つためには、外側と内側からのケアが重要です。
当院では、患者さまのお話をじっくりお聞きしたうえで、医師監修のもと厳選したコスメや美容医療を組み合わせてご提案しますので、お悩みを抱えている方は一度ご相談ください。
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シミ・肝斑・そばかすメニュー
シミの内服薬を効果的に服用して透明感のある肌へ!
シミの内服薬は、正しい使い方によってシミを目立たなくしたり、進行を抑えたりする効果が期待できます。ただし、変化は徐々に現れるため続けることが大切です。より効果を実感したい場合は、レーザーや光治療といった美肌治療との併用も視野に入れながら、自分に合ったケア方法を検討しましょう。まずは、カウンセリングでお悩みをお聞かせください。
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【施術名】ピコトーニング
【施術内容】ピコ秒レーザーを優しいパワーで全体に照射し、シミやくすみ、色ムラを改善することを目的とした施術です。
【施術期間および回数の目安】2週間ごとに5回、6回目以降は4週間に1回のペースで最低10回 ※状態によって異なります。
【費用】1回¥27,500、5回¥99,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】施術後、赤み、腫れ、ヒリヒリ感、軽度の痛みが生じることがあります。まれに色素沈着、色素脱失、炎症後色素沈着(PIH)等が起こる可能性があります。※症状には個人差があります。
【未承認機器に関する注意事項について】
・使用する医療機器「enLIGHTen(エンライトン)SR」は、厚生労働省より【色素性皮膚疾患および刺青の治療を目的】として薬事承認を受けています(承認番号:22800BZX00138000)。
-ただし、承認されている使用目的・使用部位とは異なる目的で使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一性能を有する他の国内医療機器は存在しない場合があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【施術名】フォトフェイシャルM22
【施術内容】IPLと呼ばれる光を照射し、シミやそばかす、くすみ、赤ら顔、肌のハリ不足などの改善を目的とした施術です。
【施術期間および回数の目安】 4週間ごとに5~6回、その後メンテナンスとして2~3か月あけながらメンテナンスをおすすめしています。 ※状態によって異なります。
【費用】初回¥11,000、1回¥27,500、5回¥99,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】施術後、一時的に赤み、腫れ、熱感、ヒリヒリ感、軽度の痛みが生じることがあります。照射部位のシミやそばかすが一時的に濃く浮き上がり、かさぶたや薄い痂皮を形成する場合がありますが、数日から1週間程度で自然に剥がれ落ちます。まれに、水疱、やけど、色素沈着、色素脱失、炎症後色素沈着が生じる可能性があります。 ※症状には個人差があります。
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・諸外国における安全性等に係る情報
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。





